ね、いっしょにかえろ。
『ね、いっしょにかえろ。』は、「ひとりぼっちの〇〇生活」のED曲ですね。
女の子ばっかり出てくるアニメ(もとは単行本なんだよね?)だし、環境に親近感がわくってことはないけど、けっこう好き。
なんか好き。
それはさておき、本題へ。
6月に入ってからというもの(てかずっと学校休みだったんやけ入る前も無い)なんと、なんと僕は行く日毎日 学校から誰かと一緒に帰っているんでし。
まあ、いつもそうって人も世の中にはいるんだろうけど、少なくとも僕はそうではなかった。
ざっくり遡ると、小学生のころも中学生になっても用事がなければ1人で帰ることはなかったし、それこそ、友だちの家の前に着いても帰らず、防災放送のチャイムがなるまで家の前でずっと立ち話をするなんてこともちょくちょくあった。
なんだけど、高校に入ってからというもの、部活関係を除けば1人で学校を出て帰ることばっかり。
基本が自転車通学ってのはあるけど、電車で会うってこともないし、だいたい家知ってる人はいたりするけど、僕のアプローチの問題なのか、とにかく一緒に帰るってことがなかった。
やけど たまに帰り際に会ったりで、駅までは一緒に帰るっていうことが増えてきてた。
それで たしか1年の2学期ぐらいによく話す子に、「だれかと一緒に帰りたいけど、自転車だし方向も合わんし、どうしよ」ってかんじの話をしたのは覚えてる。
それからも、大きく変わることなく過ごしてた。
あ、でも2年になってから、いろいろあって帰りに電車使う機会がめっちゃ増えたってのはあるかも。
そもそも、僕は誰かと一緒に帰るときはその子の家までついていきたい人だった。
だけど、高校じゃ距離も遠くなるし、なんとなくでついていくってのもどうかと思って、結局 一緒に帰ることすらも遠慮してたってのがあるかも。
そして 自分でもよくわからんけど、なんとなく「遠慮したくない」って思ったときがあった。(たんに人との距離が縮まったのか?)
そのとき、放課後帰るとき、「いっしょにかえろ!!!」って言った。僕の中ではちょっと思いきった発言だった。
相手の子は、僕の長い帰り支度を待てくれて、その日は“たまたま”じゃなくいっしょに帰ることができた。
そう、これが『ね、いっしょにかえろ。』なの。
だから、ぼっち(このアニメの主人公)がクラスメイトに向かっていっしょにかえろって言うときの気持ちがしみてくるんだ。
それからは、けっこういっしょに帰るって日が増えてきた。(なにも言わんくても。ましてや向こうからはやくしてって言ってきてくれる。)
とっても楽しかった。
そんなとき、改めては訳は言わんけど、長い間学校に行かんし、もちろん友だちにも会えない日が続いた。
そして6月になり、少なかりと学校に行くようになった。友だちにも会えた。正直、さよならをしたくなかった。でもしなきゃいけない。
理由は別にあるけど、僕はしばらく自転車に乗らないで 電車で学校に行ってた。定期もないのに。
だから、電車で帰る子とも 駅までより長くいっしょにいることができた。
たりないけど、おしゃべりもできた。
キッチンのスポンジ買いにいくのに付き合ってもらった。
1回ひとりで帰りそうな日もあったけど、ぜつみょうな成り行きで、その日も友だちといっしょに帰れた。
今週からは またどうなるかわからない。時間割はぐしゃぐしゃだし、放課後学校でやることがあるかもしれん。一応、放課後に伸びそうなら朝はやく学校にきて済ませるようにしてるけど。
もちろん、学校でおしゃべりしたいし、遊びにも食事もいきたいし、お家にも招びたい。
でも、仲いい子とも、たまたま会った子とも 楽しい時間はすごしたい。すっっっっごくたのしいんだもん。
だから僕はこれからも言う
『ね、いっしょにかえろ。』